6-2-5 学籍マスタ登録時の 突合/重複チェックルールについて

6-2-5 学籍マスタ登録時の 突合/重複チェックルールについて

1.登録済み学籍マスタとの突合チェック


学籍マスタアップロード時に、すでに登録済みの学籍マスタに対して、以下のルールで突合チェックを行います。

■アップロードファイルのIDと登録済み学籍マスタの『ID』が同一のデータに対して以下のルールで比較を行います
 
⇒アップロードファイルの姓名と既存情報の姓名が同一であること
⇒アップロードファイルのカナ姓名と既存情報のカナ姓名が同一であること
⇒アップロードファイルのメールアドレスと既存情報のメールアドレスが同一であること

上記のチェックを行い、完全一致しない項目が存在する場合はチェックエラー(警告)になります

アップロードファイル

登録済み学籍マスタ

突合ルール

ID

ID

同一のIDに対してチェック処理を実施

姓名

姓名

完全一致

カナ姓名

カナ姓名

完全一致

メールアドレス

メールアドレス

完全一致



Idea
■警告が出る例
CASE:登録済みデータの漢字姓名が違っていたため更新を行う。あわせて、予備項目1に「文学部」を追加する
更新前と更新後のデータは以下の通りです。

更新項目

登録済みデータ

更新データ

姓名

平井 莉緒

平井 理央 へ変更

カナ姓名

ヒライ リオ

変更なし

郵便番号

登録なし

登録なし

国内住所

登録なし

登録なし

海外住所

登録なし

登録なし

国内電話番号

登録なし

登録なし

海外電話番号

登録なし

登録なし

メールアドレス

登録あり

空欄

在校生フラグ

在校生

在校生

予備項目1

登録なし

文学部 を追加


①学籍マスタを準備


②学籍マスタをアップロードします。
 「状態」の項目に、「警告」が表示されるのでクリックして警告内容を確認します。


③警告内容を確認します。また、画面を右へスクロールすると、変更前と変更後のデータの比較が確認できます。


警告内容

警告の原因

更新可否

アップロードファイルと既存情報の姓名が異なります

登録済みの漢字姓名と、アップロードファイルの漢字姓名が同一ではないため

更新OK

理由:今回は漢字姓名を更新するのが目的

アップロードファイルと既存情報のメールアドレスが異なります

登録済み学籍データにメールアドレスの登録があるが、アップロードファイルにはメールアドレス欄が空白だったため

更新OK

理由:メールアドレス欄はシステムの仕様で、空白で上書きができない


④警告内容を確認し、今回のアップロードファイルについては更新可能と判断。
※「警告」の対象件数が多い場合は、CSVダウンロードボタンからデータをダウンロードして確認することができます。

⑤「更新」ボタンから、データを取込みます。


⑥完了画面
画面を右へスクロールすると更新後の内容が確認できます。
更新件数が多い場合は、学籍マスタダウンロードからご確認ください。


完了画面ではメールアドレスが空白になっていますが、実際は上書きされません。
(支払者検索のメニューからご確認可能です)


2.アップロードする学籍マスタ内のデータ重複チェック


新規に学籍マスタを登録する場合、アップロードする学籍マスタ内に、同一の学籍IDが存在しないかを確認します。

Idea
CASE: 学籍マスタデータ ID 4041 が二つ存在している



同じIDが重複して存在するデータをアップロードすると、「データ取込みNG」になります。
クリックして詳細を確認します。


「データ取込みNG」の詳細を確認します。
エラー内容 アップロードしようとしているマスタファイルの中に同一のIDが複数含まれています



「データ取込みNG」の場合は、データ更新をすることができません。
取消 を選択したのち、学籍マスタのデータを正しく修正し、再度学籍マスタをアップロードしてください。


Warning


アップロードされたデータに警告とエラーが混在した場合 
アップロードされたデータに警告とエラーが混在した場合、

以下順番でデータのチェックを行います 

 

1.アップロードファイルのエラーデータのチェック 

アップロードファイルの重複チェックと既存のエラーチェックを実施

アップロードファイルにエラーデータが存在した場合は、アップロードの状態を取込みNGとします。

学籍マスタアップロード確認画面にはエラーとなったレコードを表示します。

※このとき警告対象のレコードは表示しません

 

2.アップロードファイルの警告データのチェック 

アップロードファイルのエラーデータのチェックがOKであった場合、アップロード項目の突合チェックを行います。

突合チェックで警告判定されたデータが存在した場合は、アップロードの状態を警告とします。

学籍マスタアップロード確認画面には警告となったレコードの更新前/更新後の比較を表示します。

教育機関様の管理ユーザの判断により、取消、または更新を行ってください。







    • Related Articles

    • ■改訂履歴■

      ■マニュアル改訂履歴■ 日付 修正箇所 内容 2023/7/19 初版 2023/8/7 6-5 決済画面を公開する マイページログインURL修正 2023/10/30 7-2 決済画面を公開する マイページログインURL修正 2023/12/21 10-5 学籍マスタをダウンロードする CSVダウンロードファイルの解凍用PWについて追記 10-12 登録した学籍データを削除する タイトル変更 変更前)登録した学籍マスタを削除する 変更後)登録した学籍データを削除する ...
    • 10-5 学籍マスタをダウンロードする

      オンライン決済サービスに登録されている、学籍データをダウンロードすることができます。 他部門で登録した学籍データもすべてダウンロードできます。 1.トップページ「オンライン決済サービス」 > 「学籍マスタダウンロード」を選択します。 2.検索条件を入れる、または何も入力せずにダウンロードボタンをクリックします。 (条件を入れずにダウンロードすると全件データがダウンロードされます) ①ID 学籍番号・学生の管理番号を入力します。(ゲストユーザーの場合はメールアドレス) ②決済者区分 ...